ゆうちょ銀行とスルガ銀行が提携してできたカードローン

日本全国どこにでもある金融機関といえば、ゆうちょ銀行ではないでしょうか。
結構な田舎でも、店舗があったりします。
民営化される前から長年利用しているという人もも多く、お年寄りの利用者も多い金融機関です。

ゆうちょ銀行のカードローンは、「したく」という商品になります。
これはゆうちょ銀行から申込むことができるのですが、正確にはゆうちょ銀行が提供しているカードローンではありません。
実はスルガ銀行のカードローンとなります。
ローンカードのデザインを見ると、スルガ銀行のキャッシュカードとほぼ同じです。
「したく」とかかれているので、スルガ銀行のキャッシュカードじゃないとわかる感じです。
ゆうちょ銀行とスルガ銀行が提携してできたカードローンで、ちょっと特殊と言えるかもしれません。

ちなみにゆうちょ銀行には、いくつかのローンがあります。

住宅ローンの「夢舞台」、フリーローン「夢航路」などがありますが、いずれもしたくと同じスルガ銀行の商品となります。

夢舞台→ http://www.surugabank.co.jp/yl/hl/index.html

カードローンの名称はカタカナが多いですが、漢字やひらがなが使われているのは珍しいですね。
これも他のカードローンとは、ちょっと違う点と言えるかもしれません。

住宅ローンは次のURLのように審査に通りにくいのですが、

http://cashing-shinsanin.com

名前にやわらかいイメージがあり、個人的には好感が持てます。

ゆうちょ銀行カードローンの借入や返済方法

ゆうちょ銀行カードローン・したくの借入や返済は、ATMにて行います。
ゆうちょ銀行カードローンということで、ゆうちょ銀行のATMはもちろん利用できます。
平日7時~18時までなら手数料は無料です(返済時はいつでも無料)。
ゆうちょ銀行は店舗も多く、ATMの設置数も多いです。
そのためATMが見つからない!ということは少ないでしょう。

ゆうちょ銀行カードローンはそのほかスルガ銀行セブン銀行コンビニATMイーネット、タウンネットワークサービス、イオン銀行などのATMが利用できます。
コンビニATMが利用できるのは便利ではないでしょうか(利用手数料が必要になる場合があります)。

ゆうちょ銀行カードローンの返済金額は、最低3,000円からとなります。
借入残高により最低返済金額は上がっていきます。
残高が高いときは返済が大変に感じることがあるかもしれませんが、返済が進むごとに毎月の返済金額を減らすことが可能になります。
もう少し残高を減らせば返済がラクになる…と思えば、頑張って返済しようという気持ちになれるのではないでしょうか。
ただカードローンの残高は早くなくしてしまいましょう。
余裕があるなら返済金額を無理胃減らす必湯はありません。

ゆうちょ銀行カードローンの申込基準を確認

ゆうちょ銀行カードローンのしたくは、事業性以外であれば資金用途自由となっています。
何にでも使えるので、いざという時にあると役立つでしょう。
申込ができるのは申込時の年齢が満20歳以上70歳以下で、安定した収入があれば申込ができます。

安定収入さえあれば正社員である必要はなく、アルバイトやパートでも申込ができます。
申込可能な職種も限定されていませんので、個人事業主や自営業でも申込は可能です。

銀行カードローンは65歳以上になると、申込不可となってしまうことが多いです。
70歳まで借りることができるカードローンは貴重でしょう。
ゆうちょ銀行は高齢者の利用者も多いので、利用がしやすいかと思われます。
年金受給者でもアルバイトなどで収入があれば、カードローン申込ができます。

高齢になるにつれカードローン利用がしにくくなるのは、貸し倒れリスクが高くなってしまうためです。
現役を退くため収入が減ることもありますが、高齢になると健康状態に不安が出てきてしまいます。
カードローン返済ができなくなるくらいの健康状態になると、貸し倒れ…となりやすいですね。
そのため高齢者には貸さないカードローンが多いのですが、ゆうちょ銀行は比較的高齢者でも借りやすいでしょう。

ゆうちょ銀行カードローン利用ができないのは


ゆうちょ銀行カードローン・したくに申込みができない人もいます。

まずは学生です。
20歳以上という年齢をクリアしていても、学生はゆうちょ銀行カードローンは利用ができません。
アルバイトをしていて収入があってもダメです。
ゆうちょ銀行だけでなく、学生が申し込めない銀行カードローンはたくさんあります。
学生にとって銀行カードローンは、敷居が高いものかもしれません。

それから専業主婦です。
総量規制の影響を受けない銀行カードローンは、専業主婦にも融資をしていることがあります。
しかしゆうちょ銀行カードローンは、専業主婦は申込ができません。
ゆうちょ銀行カードローン・したくを利用するには、安定した継続収入が必要になります。
専業主婦は配偶者に収入があっても、本人には収入がまったくありませんよね。
そのためゆうちょ銀行カードローンに申し込める人の条件にあてはまらないのです。

最後に無職の人です。
親がお金持ちなので働く必要がないという人もいるかもしれませんが、親の経済状況は加味されません。
あくまでも本人に収入がないといけませんので、どんな状況でも無職ではゆうちょ銀行カードローンには申込ができないのです。
求職中で無職というケースも、審査通過は無理でしょう。

ゆうちょ銀行カードローンの金利と利用限度額

ゆうちょ銀行カードローン・したくは、10万円~500万円までの利用限度額となります。
金利は7.0%~14.9%です。

銀行カードローンなので金利は高くありませんが、上限金利はギリギリ15.0%以内に収まったという感じですね。
銀行カードローンではもっと低金利のところがありますので、特別金利が低いカードローンとは言えないかもしれません。
しかし消費者金融と比べると、低い金利で借りることができます。
大手消費者金融の上限金利は18.0%ですので、ゆうちょ銀行カードローンの方が低金利で借りられます。

利用限度額は500万円までとなりますが、初回契約時は最高で300万円までとなります。
借りられる金額が少なくなるのか…と思いますが、初回から300万円まで借りれる可能性があるというのはスゴイことと言えます。
カードローンは利用限度額が高く1,000万円くらいまでとなることもありますが、初回契約時ではここまでは借りられないと断言しても良いでしょう。
300万円どころか100万円も難しく、場合によっては10万円くらいしか枠をもらえないこともあります。
そう考えるとゆうちょ銀行カードローンは、高額利用ができる可能性が高いと言えます。

ゆうちょ銀行カードローンは即日審査だが…

ゆうちょ銀行カードローン・したくは、スピーディに審査が行われます。
審査回答は原則として即日です。
電話で申込みを行えば、最短30分で審査回答が行われます。
ここまで審査が早いと、即日融資ができるのでは?と期待してしまいますね。

しかしゆうちょ銀行カードローンは、即日融資には対応していません。
ゆうちょ銀行カードローンはインターネットや電話、店舗から申込をします。
審査通過の連絡がくると、契約書類などがゆうちょ銀行から送られてきます。
書類に記入をして、本人確認書類などの必要書類と一緒にゆうちょ銀行に返送します。
ゆうちょ銀行で受付されると、ローンカードが発行され郵送されます。
カードを受け取ったら指定のダイヤルへ電話をかけて、利用開始手続きを行います。
これでゆうちょ銀行カードローンが、利用できるようになります。

審査の後にゆうちょ銀行から2回も書類が郵送されてくることになります。
郵送期間を入れるとカードローン利用ができるのは、最短でも1週間~10日間ほど必要になってしまうでしょう。
書類の返送が遅くなってしまうと、もっとかかってしまいますね。

ゆうちょ銀行カードローンは急ぎでお金が必要!という時ではなく、そのうち借りられれば良いケースにおすすめでしょう。